伊勢神宮

 

日本の神々の系譜 その1

 

天照大御神を筆頭とする、日本の神々。

古事記や日本書紀の「日本の神話」は、

まるでお伽噺のようですが・・・

 

日本のあちこちには、たくさんの神社があって、

それぞれに天照大御神や、素戔嗚尊などいろいろな

古事記や日本書紀に出てくる神様を祀っていらっしゃいますよね。

 

・・・ということさえ意識したこともないかもしれません。

ただ、気持ちがいいから行く。ご祭神も知らない。

 

・・・私も昔はそうでしたし、

基本そのお参り方法は正しいと私は思っています。

 

 

逆に、ご祭神を中心に神社参りをされる方もいらっしゃいます。

木花之佐久夜毘売命に惹かれる。

だからあちこちの浅間神社さんをまわる。

 

それもまた素敵なお参りの仕方だと思います。

 

ところで

 

そんな風に神社に祀られている神々が、

天皇家の祖先につながっている(とされている)のを

ご存じでしたでしょうか?

 

古事記のお話は、

因幡の白兎とか

ヤマタノオロチ

天岩戸にアマテラスオオミカミが隠れてしまう、というお話くらいしか

記憶になかったりしますよね、普通(笑)

 

古事記や日本書紀(二つを記紀と呼びます・・・小学校で習いましたね(笑))に

書かれている、日本の神話。古い日本のお話。

 

有名なイザナギ、イザナミの神を父母とし、

たくさんの神々が生まれます。

(実際にはその前にも神々がおわしますが、その話はまた・・)

 

その中には、有名な天照大御神もいらして、

今の日本の最高神とされており、

その子孫が現在の天皇家なのです。

 

だから天皇陛下は今でも日本最高の神主さんであり、

日本国民のために、毎日のように神事を司って

いらっしゃるんだそうです。

 

まあ、そのあたりはいろんな複雑な問題やいろんな説がありますので

後日に譲るとして・・・

 

では、私たち日本人のルーツは、

天皇家の祖先、天照大御神の系譜なのか?

 

私たちが最も古い、日本の神様に祈りたいと思うとき、

自分たちのルーツを考えるとき、

日本を創世したその神々の系譜に祈ればいいということになるのか?

 

天孫降臨。

 

天照大御神の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が

神々がお住まいになる高天原から、下界=日本(正確には中つ国)に降りて

来られるわけですが、

 

その前には「国譲り」で有名な、大国主命(オオクニヌシノミコト)が

治めていたのが、日本(正確には出雲地方ということになるでしょうか)

ということになります。

 

出雲大社に祀ることを条件に、大国主命は、天孫系の神々に

王の座、日本を譲ります。

 

つまり、天照大御神を筆頭とする「伊勢系」の神々は、

大国主命を筆頭とする「出雲系」の神々の治めていた

日本を、とってかわって治めることになった、ということになります。

 

それはなぜでしょう???

 


 

八百万の神々が日本中から集まる出雲の神在月(他の地域では神無月)。

しかし、伊勢系の神々は、そこに集まらないというのをご存知でしたか?

 

 

どうやら日本の歴史には、

秘密がありそうです。

 

 

続きます。 その2へ

 

 

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※なお、この説は私が唱えたわけではもちろんありません。

むしろ少し調べればポピュラーな説であるとすぐにわかりますが、

正反対の説を支持される方も大勢いらっしゃり、

私はどちらの支持をするものでもありませんが、

ご興味のなかったような方でも理解できるよう、

わかりやすくお話させていただいております。

 

 

 

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